もしもの時のために。①交通事故に遭ってしまったら、何をすればいいの?
最近、なぜか交通事故治療のお問い合わせ、痛みの治療で通院されている方が急増中です。
まだまだコロナ対策は必要ですが、GO TOトラベルなどもあり、皆さんお出かけの機会が増えているからでしょうか?
特に10月になって、新規の事故治療の患者様が普段の何倍も来院されているんです。
患者様に事故の状況や当院にお越しになるまでの経緯などのお話しを聞いて感じたことがあります。
『交通事故に遭ってしまった時にどうしたらよいのかを知らない』と。
それもそうですよね。だいたいの方は事故は初めてとか、多くても3回目くらいの方がほとんどですから。
「俺はもう10回目だから事故には慣れているんだ!!」という方はそうはいないでしょう。むしろ、そんな方がもしいたらとりあえず道を走ってもらいたくないですね。( ̄▽ ̄;)
そこで、今回は交通事故時の対応について、お話していこうと思います。
事故の直後は、加害者であっても被害者であっても、パニック状態になってしまうかもしれません。
ということで、まずは、できるだけ落ち着きましょう。
安全な位置に車を移動します。ケガ人がいれば救助を行い、救急車も必要です。
そして、事故の大小にかかわらず必ず警察を呼びます。番号は110番ですよ!『近くの交番』なんて検索しなくて大丈夫ですからね。
会社や約束に遅れてしまいそうならその連絡もします。
免許を取りたての未成年なら親御さんにも連絡した方がいいかもしれません。
平日であれば、ご自分が加入している自動車保険会社につながると思いますので警察が到着するまでの間、時間があれば連絡しましょう。保険会社の方が仲介役に入ってくれれば、何をしたらよいか誘導してくれるはずです。
後は、相手の方とお話です。
相手の方の、《名前》、《住所》、《電話番号》、その場でわかれば相手の方が加入している《自動車保険の会社名、電話番号》も聞いておくとよいでしょう。
警察が到着したら、免許証を見せたり、事故の状況を聞かれたり、ケガや被害の状態を確認していくと思います。
後ろからの追突事故など、加害者と被害者がはっきりしていればよいのですが、相手の方と意見が食い違った場合は厄介です。
とりあえず今回は揉めていないということで。
痛みがあれば警察に連絡をくださいと言われたりして、事故処理は終了するでしょう。
事故に遭ってしまった時って、こんなに慌ただしいんです。
あなたは、今、どこにも痛みを感じていません。いつも通りに体も動かせます。警察にも痛くないと伝えました。
このまま痛みも出ずに、過ごせれば不幸中の幸いですかね。
もし、どこかを痛めていたとしても事故の直後は痛みを感じない場合もあると思いますが。。。
ここまでが事故に遭ってしまった時の流れとなります。
もしもの時のためにご活用ください。
次回は事故のあとに体の不調があった場合です。