ランニングしていて足に痛みが…もしかて疲労骨折!?
こんにちは、あお整骨院です!
今週初めのニュース、皆さん覚えていますか?箱根駅伝で帝京大の三原選手がトラブル!走行中に足に激痛がはしりました。
そのまま何とかゴールするも病院での診断の結果「右母趾中足骨骨折」。三原選手は骨折した状態で走り切ったのです!
その根性と情熱に拍手(パチパチパチ)!
さて、そんな訳で今回は「中足骨疲労骨折」のお話です。これはランニングやジャンプなどの動作を繰り返し行うことで中足骨に疲労がたまり骨折してしまう状態です。
三原選手のような駅伝やランニングなどの陸上競技の他に、バレーボールやバスケットボールなどのジャンプ動作の多い競技でも発生しやすいです。
疲労骨折は患部に強い衝撃を受けて発生するわけではなく、日頃の練習などによるオーバーユース(使い過ぎ)によって発生します。
なので競技中に急な激痛が襲ってきたりするわけです。
更に怖いのが初期のものだとあまり強い症状が出にくく、軽い腫れや痛み程度なので疲労骨折だと気づかないことがあることです!
そして気づかないまま練習を続け、症状が悪化してしまう例がいくつもあります。症状の診断にはレントゲンやMRIが必要なので整形外科に受診する必要があります。
発生しやすいのは第2・3・4中足骨の順で、第5中足骨での骨折は「ジョーンズ骨折」と呼ばれ、治りが遅い骨折なのでギプスや手術を進められることがあります。
治療法は運動を休んでの安静が多く、1.5~2か月程運動をお休みしていきましょう!無理して動くと症状悪化や安静期間の延長に繋がります。
当院ではそういった骨折時の対応に超音波治療器のLIPUS(ライプス)があります。これは骨折部位に当てることで、骨癒合期間をなんと約40%短縮させることができると臨床の現場で実証されたものです!
他にも炎症を抑える微弱電流や周辺の筋緊張緩和の手技・電療法といった対応ができます。
痛いのをガマンして練習しているそこのアナタ!もしやと思ったらお早目に当院にご相談ください!