ケガした時は「RICE」を忘れずに!
どうも皆さんこんにちは、エアコンかけた日は腹巻をしないとお腹を冷やす大越です。
最近は学生の患者さんが多く来院して、「みんな部活がんばってるんだなー」なんて思っている今日この頃。
皆さんはケガした時、ちゃんと応急手当てしていますか?
以前にもご紹介したと思いますが、今日は復習をかねて「RICE」のことをもう一度お話していきます!
「RICE」はスポーツでケガした時などに行なう応急処置で、方法は
R・安静
I・冷却
C・圧迫
E・挙上
この4つです。これらをしっかり行うことにより腫脹や疼痛を抑え、ケガの治りも早くなります。しっかり覚えましょう!
R(rest)・安静
これは簡単ですね、患部を動かさないようにしたり包帯やテープで固定をすることです。
患部を無理に動かしちゃうと症状が悪化しちゃいますからね!
I(ice)・冷却
患部を氷や保冷剤で冷やすことで、血管が細くなり炎症や腫れを予防することができます。
ここで注意!冷やすのに冷○ピタや熱さ○シートのような冷却シートでは十分な冷却効果が見込めません!
保冷材などをタオルで包んで、20~30分ほど患部に当ててください。
冷たさで感覚がなくなってきたら冷やすのをやめて、1時間ほど経過したら再度冷やしてください。
期間は2~3日位が目安です。
C(compression)・圧迫
患部を固定する際に、伸縮性のあるテープや包帯で軽く圧迫してあげてください。
こうすることで内出血や腫脹の予防になります。
きつく締めすぎると腫れがでた時に、神経や血管が圧迫されるので気を付けてください!
E(elevation)・挙上
最後に患部を心臓より高い位置に持ってくる挙上です。
こうすることで患部の血液が自然と心臓に向かっていってくれます。
これにより腫れや炎症が出にくくなります。
いかがですか?これらの応急処置をやったかやらないかでケガの予後は変わってきます。
部活に精を出す学生さんや親御さんも、もう一度「RICE」のやり方を確認しておきましょう!