テニスしてないのにテニス肘?
こんにちは、柔道整復師の霜越です。
肘の外側に痛みがある患者様が整形外科でこう言われたそうです。
医師「いわゆるテニス肘ですね。」
患者様『えっ?テニスしたことないんですけど…』
医師から説明があると思うんですが、きっと患者様的には「テニスしてないのにテニス肘?????」だけが頭に残ってしまって、話が入ってこなかったなんてことも多いみたいです。
そう。テニスをしていなくてもテニス肘になるんです。
テニス肘は、もちろんテニスをしている方がなりやすいのでそう呼ばれているのですが、
正式には「上腕骨外側上顆炎」と言います。ちなみにゴルフ肘は「上腕骨内側上顆炎」。
そして、テニスでもゴルフ肘が起こることがあります。もうわけがわかりませんね笑
つまり、〇〇肘のというのはただの呼び方なので、そこに惑わされる必要はないのです!
この症状は、上腕の骨の下の方にある外側上顆(内側上顆)に付いている筋肉が使い過ぎによって硬くなり、付着部に負荷がかかって炎症が起こることで痛みが生じます。
テニスのようにグリップを強く握る、手首を返すなどの他に、握力を入れて引っ張る、物を持ち上げる、指でつかむなどの動作を繰り返している方が症状を訴えることが多いですが…
一見あまり力を必要としない、デスクワークのような動作でも繰り返し同じ動作が繰り返されることで起こります。
なんなら、パソコンで肘が痛くなり、上腕骨外側上顆炎になってしまう方はけっこういるんです。
上腕骨外側上顆炎や内側上顆炎は難治性で、一度痛めると治りにくい症状と言われています。
そこで当院のショックウェーブの登場です!
骨に近い場所に拡散衝撃波を当てるのでかなり痛いですが、難治性の症状に効果を発揮します!
治療頻度は5日に1回。これ以上頻繁に当ててしまうと組織の再生が追い付きません。
炎症が起きている筋肉の付着部や原因となって硬くなっている筋肉に1000~2000発、高速で当てていきます。
おそらく当てている時間は2~3分程度ですが、ギリギリ我慢できるくらいの強めな衝撃を当てないと効果が出ないのでとにかく終わるまで頑張ってください。(^^;)
当てた後は一時的に腫れが出たり、皮下出血になったり、ズキズキ痛むこともありますが、それが組織に微細損傷が起こっている証拠です。
翌日~数日後には症状の軽減がみられると思います。直後に痛みがなくなる方もいます!
その他、腱鞘炎やばね指など、難治性の痛みでお悩みの方もぜひご相談ください!
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あお整骨院の笠間院では柔道整復師、鍼灸師を募集しております。
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地域スポーツやプロアスリートのトレーナー・ケア活動に、更に力を入れていきます。
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この気持ちが無いと、少し難しいかもしれません…。
ただし、ここでいう「勉強」とは学校みたいに教科書や参考書ばかり読むというよりも、
「向上心を持って患者さんの為に考える、先輩に教えてもらう、という姿勢が大切」という事です。
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