よくある症状

肩こり

肩こりについて

肩こりについて肩から首にかけては、肩甲挙筋、斜角筋、胸鎖乳突筋、僧帽筋などの筋肉があり、身体の中で特に重いパーツである頭を支えています。こうした筋肉が硬くなって起こるのが肩こりです。硬くなって縮んだ筋肉が中にある毛細血管をつぶしてしまい、血行が悪化して酸素や栄養素の供給が不足し、老廃物が蓄積することで痛みやこりを生じます。

肩こりの原因

デスクワークなどで同じ姿勢を長時間続ける。眼精疲労、ストレス、姿勢や骨格のゆがみが肩こりの代表的な原因です。近年、スマートフォンが普及して長時間画面を見つめることが増えたことで、本来ならば湾曲している首の頸椎がまっすぐになってしまうストレートネックの方も増加していますが、これも肩こりの原因のひとつです。

症状

肩こりはライフスタイルや生活習慣などによって引き起こされるため慢性化しやすく、悪化すると頭痛や吐き気、手などのしびれ、めまい、耳鳴り、背中などの痛みといった症状がともなってくる場合も珍しくありません。

原因に合わせた施術

当院では、丁寧な問診や触診を通じて、肩こりが起こる原因を見極め、状態にあった施術をご提案しています。じっくりほぐして肩こりを解消させることはもちろん、ストレッチやゆがみの矯正など根本的な解決に向けた施術も可能です。また、ご自宅でできる解消法や生活上の注意点などに関してもアドバイスさしあげています。

頭痛

頭痛について

頭痛について頭痛で病院を受診しても異常がない場合、肩こりや眼精疲労などが原因となって起こっている筋緊張型頭痛の可能性があります。慢性的な頭痛では、この筋緊張型頭痛がとても多いとされています。痛みの出方は多様で、痛みが1日中続く、夜になると痛みが増す、痛い場所が変わる、同じ場所が毎日痛くなるなどがあり、痛む場所もさまざまです。

筋緊張型頭痛の原因

肩こりと同様に、デスクワークなどで同じ姿勢を長時間続ける。眼精疲労、ストレス、姿勢や骨格のゆがみが肩こりの代表的な原因です。近年、スマートフォンが普及して長時間画面を見つめることが増えたことで、本来ならば湾曲している首の頸椎がまっすぐになってしまうストレートネックの方も増加していますが、これも肩こりからくる頭痛の原因のひとつです。

症状

肩こりと同じように慢性化しやすく、悪化すると吐き気、手などのしびれ、めまい、耳鳴り、背中などの痛みといった症状がともなってくる場合も珍しくありません。自律神経失調症やうつなどにもつながる可能性も指摘されています。

原因に合わせた施術

当院では、丁寧な問診や触診を通じて、頭痛が起こる原因を見極め、状態にあった施術をご提案しています。原因となっている肩こりをじっくりほぐして痛みを解消させることはもちろん、ストレッチやゆがみの矯正など根本的な解決に向けた施術も可能です。頭痛薬が手放せなかった方も、改善するにしたがって薬を飲まなくてもよくなっていくケースがほとんどです。
また、ご自宅でできる解消法や生活上の注意点などに関してもアドバイスさしあげています。

手や脚のしびれ

手や脚のしびれとは

手や脚のしびれとはしびれには、チリチリ・ビリビリした感覚や弱く鈍い痛み、皮膚感覚の鈍化、違和感などの症状があります。首を動かしたときに指先にしびれが起こるなど、どこの神経が圧迫などの影響を受けるかによって症状が出る場所が変わってきます。そのため、症状の起こっている患部だけでなく、症状を起こしている場所を見極めることが治療では重要になってきます。

しびれの原因

神経は首から身体全体へつながっています。そのため、首の神経が圧迫などの影響を受けて手などにしびれの症状が出ることはよくあります。代表的なものは、頸肩腕症候群、頸椎椎間板ヘルニア、変形性頸椎症があります。また、肘や手首の神経が圧迫などの影響を受けて起こる肘部管症候群、手根管症候群なども存在します。

症状

肩こり、背中の痛み、四十肩・五十肩、テニスエルボーなどが現れる場合もあります。

原因に合わせた施術

まずは原因が筋肉、関節、椎間板、肘や手首なのかを調べることが重要です。そこで当院では丁寧な問診や触診でじっくりお話をうかがい、いくつかの検査で原因を見極めています。
基本的に原因となっている場所の関節の動きを改善し、筋肉をほぐしてゆるませることで負荷を取り除き、血行を促進させます。

四十肩・五十肩

四十肩・五十肩とは

四十肩・五十肩とは肩関節周囲炎と呼ばれるもので、肩関節周辺の筋肉や関節包の炎症、または肩関節に付着した腱板がすり切れることで起こり、痛くて腕が上がらない、背中に腕が曲がらないといった症状が現れます。ほとんどの場合、数年程度で痛みが治まりますが、可動域が狭くなるなどが残るケースが多いため注意が必要です。またピーク時には、何もしていなくても鈍い痛みがあって眠れないといったことも起こります。痛みが出る場所は主に肩関節ですが、腕にまで痛みが広がることもあります。

四十肩・五十肩の
原因

加齢によって起こるケースが多く、ほかに炎症や筋肉の過緊張が原因になっている場合もあります。

症状

肩こり、背中の痛み、手や腕のしびれ・痛みが現れる場合もあります。

原因に合わせた施術

四十肩・五十肩は、痛みが起こってすぐの急性期とそれ以降の慢性期があって、適切な施術が変わってきます。そのため、まずは丁寧な問診や触診でじっくりお話をうかがい、状態を正確に把握して適した施術をご提案しています。
急性期には硬くなった筋肉をほぐしてゆるめていく施術、慢性期には関節の可動域を広げるための施術が加わります。

寝違え

寝違えとは

寝違えとは朝起きて首が痛くて動かせないことに気付く寝違えは、一般的には数日で痛みが軽減していきますが、炎症の状態によっては1ヶ月以上痛みが継続するケースもあります。また、慢性的な肩こりや頭痛などにもつながりやすいため、注意が必要です。

寝違えの原因

寝ている間に首や肩、背中の筋肉に過度な負荷が持続的にかかって起こります。負荷によって筋繊維が傷ついて炎症が生じるため、その痛みで首が曲がらなくなっている状態です。
肩こり、枕の高さ、就寝時の姿勢が寝違えを起こす代表的な原因です。普通は負荷がかかり過ぎる前に自然と寝返りを打ちますが、強く疲れている場合など寝返りを打てないことがあり、寝違えやすくなります。

症状

肩こり、背中の痛み、手や腕のしびれが現れる場合もあります。

原因に合わせた施術

炎症が起きていますので、患部の筋肉や関節をしっかり冷やします。さらに筋肉を丁寧にほぐしてこわばりを解消し、様子を観察しながら慎重に関節を動かしていくことで症状を改善させます。症状の強さにもよりますが、最初の施術で首が動かせるようになるケースも珍しくありません。

背中の痛み

背中の痛みとは

背中の痛みには、ぎっくり腰のようにいきなり強い痛みが起こる急性的なものと、蓄積された疲れやゆがみによる慢性的なものがあります。また、痛みが起こる場所によっても、いくつかの種類にわけられます。そして、首のすぐ下、肩甲骨周辺、肩甲骨の下、腰のすぐ上など、背中の痛みが発生している場所により原因や改善方法が異なります。

背中の痛みの原因

首のすぐ下が痛いのは、上部胸椎周辺の筋肉が硬くなって起こります。だるさや疲れなどをともなうことが多く、睡眠障害につながる可能性もあります。
肩甲骨周辺の痛みは、デスクワークなど、同じ姿勢を長時間続けると出やすくなるため、背中の痛みで最も悩んでいる方が多くなっています。
肩甲骨の下の痛みは、胃の負担から起こるケースがあります。これはストレスや暴飲暴食などで胃周辺の筋肉が緊張してしまうことから起こります。
腰のすぐ上には胸椎と腰椎の境があります。胸椎と腰椎は動き方や骨の形が異なっているため、この場所には特に負担がかかりやすくなっています。デスクワークや立ち仕事などで同じ姿勢を長時間続けることや、無理な姿勢、猫背など姿勢の悪さでもこの場所に大きな負担がかかります。
ほかに自律神経の乱れやストレスなどによって背中の痛みが起こっている場合もあります。

症状

背中の痛みに加え、頭痛、肩こり、吐き気、しびれ、四十肩・五十肩、胃痛、肋間神経痛、自律神経失調症、姿勢や骨盤のゆがみにつながる場合があります。

原因に合わせた施術

痛みが起こっている場所と状態、原因などを調べるために、まずは丁寧な問診や触診でじっくりお話をうかがいます。状態を正確に把握した上で適した施術をご提案しています。基本的に急性のケースでは硬くなった筋肉をほぐしてゆるめ、慢性の場合には筋肉をほぐした上で関節の可動域を広げるための施術を行って症状を改善させます。根本的な治療として、姿勢や骨盤の矯正も有効です。さらに、再発を防ぐためのストレッチや日常生活上の注意点などのアドバイスも行っています。

腰痛

腰痛とは

腰痛とは腰の痛みにはぎっくり腰をはじめ、さまざまな種類にわけられ、それによって施術の方法も違ってきます。ご注意いただきたいのは、腰痛に内臓の病気の症状として現れるものがあることです。結石などの病気による腰痛の場合、楽な姿勢がなく同じような痛みが長期間続きますので、そうした腰痛があるようでしたら病院の受診をおすすめしています

ぎっくり腰

いきなり強い痛みが生じるイメージがあると思いますが、徐々に痛みが強くなっていくケースもあります。痛みが激しく、ほとんどの場合は数日以上に渡って普段通りの日常生活が送れなくなります。
ぎっくり腰の原因は、筋肉疲労の蓄積です。これに無理な動きや冷え、過度の疲労、くしゃみや咳、ひねりや前屈、重いものを持ち上げるなどのきっかけがあると発症します。

慢性腰痛

長期間にわたって続く腰痛です。ぎっくり腰のような強い痛みではありませんが、不快感や重くだるい感じなどが続きます。
原因は、筋肉疲労や筋力低下、姿勢の悪さや骨格のゆがみ、長時間同じ姿勢を続ける、冷えなどがあります。

腰椎分離症と腰椎すべり症

腰椎に亀裂が入って分離してしまうのが腰椎分離症です。この腰椎分離症によって腰椎が前後に滑り落ちてしまう腰椎すべり症が起こることがあります。症状では、腰の痛み、足のしびれなどがあります。
腰椎分離症はジャンプの動作が多いスポーツが原因で起こることが多く、時に少年期に発症することがよくあります。腰椎すべり症は腰椎分離症によって起こることもありますが、生まれつきの形成不全や閉経後の骨粗しょう症によって発症するケースもあります。

脊柱管狭窄症

背骨には脊柱管があり、そこに脊髄神経が通っています。この神経が圧迫されることで腰の痛みや足のしびれを起こします。痛みやしびれは歩行時などに起こって座ると消失するケースがあり、これは間欠性跛行と呼ばれています。
原因は、脊柱管にある靭帯が肥厚することで、これにより神経が圧迫されて症状を起こします。

変形性腰椎症

腰椎全体が変形することで痛みが起こります。起床時に痛みが強く、起きて動くことで痛みが弱まっていくという特徴を持っています。
原因は、腰椎の椎間板が摩耗して隙間が狭くなる、靭帯が変形するなどによる腰痛の変形です。変形を起こすのは椎間板の水分減少、摩耗、形状の変化、靭帯の支持力低下であり、主に加齢によって起こっています。

ほかに椎間板ヘルニア、腎臓や尿路の結石、腫瘍、胃や大腸の病気などによって腰の痛みが起こっている場合もあります。

症状

腰痛に加え、しびれ、坐骨神経痛、股関節痛、膝の痛み、冷えなどが起こる場合があります。

原因に合わせた施術

丁寧な問診や触診でじっくりお話をうかがい、痛みが起こっている場所と状態、原因などをしっかり把握します。負担をかけてはいけない状況もありますので、どういった施術が可能なのかもしっかり確認していきます。状態や原因をくわしくご説明した上で適した施術をご提案しています。基本的に時間をかけて硬くなった筋肉をほぐしてゆるめ、腰痛を起こす原因となっている場所もしっかり施術していきます。姿勢や骨盤の矯正も腰の負担軽減のためには有効です。ソフトな矯正も可能ですので、お好みに合わせることができます。さらに、回復を早めて再発を防ぐためのストレッチや日常生活上の注意点などのアドバイスも行っています。

股関節の痛み

股関節痛とは

股関節は球状の関節で、骨盤と大腿骨で形成され、上半身と下半身をつなぐ位置にあります。上半身の重さを支えるため、大きな力がかかる場所ですから、故障もよく起こります。股関節自体の痛みだけでなく、腿の付け根である鼠径部や臀部(おしり)の痛み、足のむくみ、あぐらがかけないなどの機能障害が現れることもあります。

股関節痛の原因

股関節周辺の筋肉の緊張のほか、股関節の軟骨のすり減り、慢性的な腰痛や膝の痛み、坐骨神経痛などの原因によって起こりことが多く、重心や姿勢のゆがみ、O脚などによって起こっている場合もあります。

症状

  • 股関節の痛み、腰痛、鼠径部の痛み、臀部(おしり)の痛み、膝の痛み
  • あぐらをかけない、足が開かない
  • 歩行時の痛み、階段の昇り降りの際に痛む

など
関節リウマチや坐骨神経痛をともなう場合もあります。


原因に合わせた施術

丁寧な問診や触診でじっくりお話をうかがいます。先天的な股関節の形成不全がある場合や、股関節への負担が大きい生活習慣がないかもしっかり確かめ、状態や原因をくわしくご説明した上で適した施術をご提案しています。
症状改善のために時間をかけて硬くなった筋肉をほぐしてゆるめ、股関節の可動域維持や広げていくための施術を行います。股関節の形成不全があってもこうした施術を行うことで股関節に対する負担が軽減するため、症状の改善につながります。姿勢や骨盤の矯正も負担軽減のためには有効です。お好みに合わせてソフトな矯正も可能です。さらに、ストレッチや日常生活上の注意点などのアドバイスも行うことで、回復を早めて再発を防ぐサポートも行っています。

膝の痛み

膝の痛みとは

膝の痛みとは膝は階段の昇り降りなど動作の際に強い痛み起こりやすい場所です。また違和感や力が入らなくなるといった症状をともなうケースもよくあります。周辺の筋肉による痛みと関節による痛みにわけられ、膝以外の部分に起こった不調が膝の痛みとして現れている場合もあります。

膝の痛みの原因

  • 膝周辺の筋肉硬縮、軟骨のすり減り、O脚やX脚など膝関節のゆがみ、変形性膝関節症
  • 変形性股関節症、坐骨神経痛など股関節や腰の不調
  • スポーツ障害
  • 関節リウマチ、肥満症

症状

歩行時、階段の昇り降り、立ち上がる・座るといった動作、正座などの際に痛みが生じます。力が入らなくなったり、カクンとするなど違和感が生じることもあります。
腰痛や坐骨神経痛、股関節の痛み、O脚やX脚をはじめとした骨格の歪みなどが現れることもあります。

原因に合わせた施術

痛みが起こる原因を調べるために、丁寧な問診や触診でじっくりお話をうかがい、状態や原因をくわしくご説明した上で適した施術をご提案しています。症状改善のために時間をかけて硬くなった筋肉をほぐしてゆるめていきます。筋肉が原因となった膝の痛みであればこの施術だけでかなり症状が改善しますし、関節に問題がある場合にも筋肉のこわばりが解消することで膝関節にかかる負担を大きく軽減できます。また、姿勢や骨盤の矯正も膝関節への負担軽減のためには有効なため、お好みに合わせてソフトな矯正も行うなど幅広い方に適した矯正メニューを提供しています。さらに、ストレッチや日常生活上の注意点などのアドバイスにより、回復を早めて再発を防ぐサポートも行っています。

坐骨神経痛

坐骨神経痛とは

坐骨神経痛とは頸椎から臀部(おしり)、足へ走る坐骨神経が、筋肉や椎間板、関節、炎症による圧迫などの影響を受けて起こるのが坐骨神経痛です。多くの場合、坐骨神経痛では片側の足や臀部に症状が現れます。痛みやしびれ、知覚鈍麻、冷え、違和感などが代表的な症状です。症状が起こる場所や状況は原因によって変わってきます。

坐骨神経痛の原因

坐骨神経が、筋肉や椎間板、関節、炎症などによる圧迫などの影響を受けて起こっています。
椎間板ヘルニア、変形性腰椎症、脊柱管狭窄症、腰椎分離症・腰椎すべり症などが坐骨神経痛を起こしていることもあります。

筋肉が原因となった
坐骨神経痛

筋肉が原因となっている場合、レントゲンに筋肉は映らないので病院を受診しても異常なしとされてしまうケースがあり、有効な治療を受けられずに長期化している場合もあります。当院は整骨院であり、鍼灸治療も行っていますので深い位置にある筋肉にも有効にアプローチできます。異常がないのに症状が続いているようでしたら、1度いらしてください。

症状

痛み、しびれ、ピリッとした一瞬のしびれ、知覚鈍麻などがあります。知覚鈍麻は、感覚が鈍くなることで、皮膚の上にもう1枚何かに覆われているような違和感などが生じます。症状が出る状況は、特定の動作をした時、同じ姿勢を続けている時などさまざまです。
腰や臀部、股関節、膝の痛みを起こすことがあり、足の冷えも生じやすくなります。

原因に合わせた施術

どういった状況で症状が現れ、どんな症状が起こるかといったことも原因を見極めるためには大切な情報です。そのため、丁寧な問診や触診でじっくりお話をうかがい、状態や原因をくわしくご説明し、適した施術をご提案しています。時間をかけて硬くなった筋肉をほぐしてゆるめ、関節を調整して症状を改善し、日常生活への支障を取り除いていきます。姿勢や骨盤の矯正も坐骨神経につながります。

椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアとは

椎間板ヘルニアとは椎間板は骨の間にあってクッションのような役目を果たしています。椎間板には髄核というゼリー状の組織があって、その周辺を年輪状の線維である繊維輪が囲んでいます。椎間板ヘルニアは、過度な負担がかかって繊維輪が破れ、髄核が飛び出して神経への圧迫や炎症を起こして発症します。
首と腰は可動域が大きいので椎間板に負担がかりやすく、頚椎ヘルニア、腰椎ヘルニアは頻度の高い椎間板ヘルニアです。

椎間板ヘルニアの原因

日常的によく行う動作による負担、筋肉の疲労、姿勢の悪さなどによって起こる場合が多く、遺伝的に椎間板が弱いというケースもあります。

症状

頚椎ヘルニア

首から背中、腕から指先に症状が現れます。
常時しびれや痛みがある場合もありますし、首を動かした時、肩や首がこっている時に現れやすいケースもあります。
痛み、しびれ、ピリッとした一瞬のしびれ、知覚鈍麻や違和感などがあります。

腰椎ヘルニア

症状が現れるのは腰を含めた下半身です。
常時しびれや痛みがある場合もありますし、特定の動作や長時間同じ姿勢を保つことで症状が現れる場合もあります。
痛み、しびれ、ピリッとした一瞬のしびれ、知覚鈍麻や違和感などがあります。

肩こり、手や腕のしびれ、背中・股関節・腰・膝の痛み、坐骨神経痛、下半身の冷え、足がつるなどの症状をともなう場合もあります。

原因に合わせた施術

ヘルニアの状態を正確に判断するため、丁寧な問診や触診でじっくりお話をうかがい、状態や原因をくわしくご説明し、適した施術をご提案しています。ヘルニアの施術では、痛みが起きにくい方向の見極めも重要です。またヘルニアを起こしている椎間板はデリケートな状態ですから、できるだけ負担をかけないよう心がけた施術を行っています。姿勢や骨盤の矯正で根本原因を解消し、再発しにくい身体を作っていくこともできますので、まずはご相談ください。

自律神経失調症

自律神経失調症とは

自律神経失調症とは自律神経は活動時に活発になる交感神経とリラックス時に活発になる副交感神経があり、体温や内臓の働きなどの身体の機能を環境などに合わせてコントロールしています。この交感神経と副交感神経のバランスが崩れた状態が自律神経失調症です。

自律神経失調症の原因

疲労、不規則な生活、睡眠不足、運動不足、ストレスなどが原因になって起こります。

症状

倦怠感、不眠、胃の痛み、突然の発汗、肩こり、背中や腰の痛み、神経痛、めまい、冷え、ほてりなどがあります。

症状に合わせた施術

自律神経失調症は、現れる症状が多彩で、お一人おひとり異なります。また、実際にお困りになっている症状もライフスタイルなどにより変わってきます。そこで、当院では丁寧な問診や触診でじっくりお話をうかがい、状態に適した施術をご提案しています。筋緊張をゆるめることと骨格の調整を基本に自律神経のバランスを整えていきます。

更年期障害

更年期障害とは

更年期障害とは性成熟期から閉経に向かう時期に女性の身体はホルモンバランスが大きく崩れます。どなたでも40歳代半ばから50歳代半ばにかけ、数年間、こうした更年期を過ごすことになります。ホルモンバランスの崩れは自律神経のバランスも崩してしまうため、更年期障害ではさまざまな症状が現れます。

更年期障害の原因

40歳代半ばから50歳代半ばになると、卵巣機能が低下して卵巣から分泌されるエストロゲンという女性ホルモンの分泌量が減ってホルモンバランスが大きく崩れます。これにより更年期障害が起こります。また、エストロゲンの減少は視床下部にある自律神経中枢にも影響を与えるため、自律神経失調症を引き起こします。
こうした年代は、責任ある仕事や介護などと重なりますし、生活習慣病の発症リスクが高く、身体の機能にも衰えの兆しが見え始める時期です。そのため、無理をして更年期障害の症状を重くしてしまうケースも珍しくありません。

症状

  • 月経不順、月経異常、不定出血
  • 息切れ、動悸
  • 寝つきの悪さ、不眠などの睡眠障害
  • 怒り、イライラ
  • 不安、くよくよ、憂鬱
  • 頭痛、めまい、吐き気、耳鳴り
  • 肩こり、腰痛、手足の痛み
  • ほてり、のぼせ、発汗
  • 冷え、頻尿
  • しびれ
  • 疲労感
  • 胃の痛み、食欲不振
  • 髪が薄くなる、細くなる
  • 骨が弱くなる

など

症状に合わせた施術

実際にお困りになっている症状などを問診でしっかりうかがい、丁寧に触診して筋緊張や骨格のゆがみなどをみていきます。更年期障害やそれにともなう自律神経失調症はでは、現れている症状をきちんと緩和させ、お身体の状態を改善することが有効です。こりをほぐし、関節を調整して可動域を広げ、血行を改善することで、新陳代謝を促していきます。楽で快適なお身体を取り戻すことにより自律神経のバランスも整い、更年期に起こる不快感を軽減していきます。

疲労

疲労とは

疲労とはしなければいけないことが多い生活を送っていると、疲労していることに気付かなくなっていき、疲労を解消できないまま過ごしてしまうことはよくあります。疲れは身体が発している危険信号ですから、これを無視していると大きなダメージが一気に襲ってくる可能性がありますし、大事な場面で体調を崩すことにもつながります。また、疲労はイライラや集中力低下など精神的な問題も引き起こします。

疲労の原因

疲れやすい、休息や睡眠の後もすっきりしないといった疲労には、老廃物の蓄積や骨格のゆがみ、自律神経のバランスの乱れなどが関わっています。
筋肉が硬くなったり、骨格がゆがむと血流が悪化して酸素や栄養素が不足して老廃物が運び出されなくなります。自律神経のバランスが乱れると内臓の働きや血行にも悪影響を与えます。こうしたことから、慢性的な疲労の蓄積が起こります。

症状

  • 疲れやすい
  • 朝、目覚めた時にも疲労感がある
  • 休んでも疲れが取れない
  • 風邪やインフルエンザにかかりやすくなった
  • 肩こり
  • 頭痛、めまい、吐き気
  • 息苦しさ
  • 背中や腰の痛み
  • 神経痛
  • 自律神経失調症

症状に合わせた施術

蓄積した疲労の解消には、筋肉をほぐして血行を改善して酸素や栄養素が届くようにして、老廃物を運び出せるようにすることが重要です。また、関節を調整し、背骨や骨盤を矯正して筋肉にかかる負担を軽減させ、新陳代謝を促していきます。
こうした施術により自然治癒力が正しく発揮できる状態に戻して、疲労を解消しやすい身体を作っていきます。

骨格の歪み

骨格のゆがみとは

骨格のゆがみとは証明写真を撮る際に頭の傾きを直された、靴底の減り方が均一ではない、パンツの丈が左右で違う、足を組む時に必ず同じ方の足を上にしているなどの経験がある方は多いと思います。こうしたことは骨格のゆがみによって起こっています。
格子の入った鏡で確認すると、頭の角度、肩の位置、骨盤の位置と張り具合、手足の長さの差などがわかります。また、足をそろえて立った時、膝の間に隙間があったらゆがみがあると考えられます。
骨格がゆがんでいると特定の筋肉が引き伸ばされ、絶えず負荷がかかるようになりますし、関節にも負担をかけることになります。これにより、肩こりや腰痛、血行障害、老廃物の蓄積といったさまざまな不調や、関節痛、神経痛につながる可能性があります。

骨格がゆがむ原因

日常生活では、無意識に同じ動作や姿勢を繰り返しており、片側へ重心をかけてしまうといったちょっとした癖も骨格をゆがませる原因になります。また、運動不足などによって特定の筋力が低下するとアンバランスになってしまい、骨格がゆがむ場合もあります。

症状

  • 肩こり、背中や腰の痛み
  • 神経痛、関節痛
  • 姿勢の悪さ
  • O脚やX脚
  • 猫背
  • 冷え
  • むくみ
  • 疲れやすい

また、自律神経失調症や内臓への負担が生じるケースもあります。

症状に合わせた施術

骨格、筋肉の状態などを丁寧に調べていき、姿勢の詳細な検査を行います。ゆがみ方は千差万別ですから、それぞれに応じた調整を行っていきますが、ソフトな矯正も可能です。また、骨格を支えている筋肉もしっかりほぐしてゆるめることで、ゆがませる原因を解消していきます。
骨盤矯正や姿勢指導やストレッチなどを取り入れて正しい姿勢を維持し、再発を防ぐアドバイスも行っています。正しい姿勢になると筋肉に余計な負荷がかからないため疲れにくくなりますし、血行の改善により新陳代謝が促され自然治癒力が高まります。それにより、冷え性やむくみの解消、さらにプロポーション改善につながっていきます。

骨盤矯正

 

冷え性

冷え性とは

冷え性とは、通常、身体が冷えると脳が「温めろ」という指令を出し、全身に血流を増加させて体温を維持しようとします。しかし、全身の血液循環が悪化し、末端の部分に十分な血液が行き渡らないため、手足が冷える現象を指します。冷え性を改善するためには、身体の血流を良くし、全体の体温を上昇させることが重要です。これにより、健康状態の改善が期待されます。

 冷え性の特徴

  • 手足が冷たい
  • 温めてもなかなか温まらない
  • 高温の日でも汗をあまりかかない
  • 身体全体が冷たい
  • 寝起きが悪い
  • 腰痛、肩こり、頭痛、関節痛などの不調
  • 生理痛や生理不順
  • むくみが出やすい

冷え性を放置すると、健康、美容、ダイエットなどに悪影響を及ぼす可能性があります。血液やリンパの流れが悪くなり、全身に必要な栄養や酸素が十分に供給されず、疲れやすくなります。また、老廃物が体内に溜まりやすく、肩こりや首こり、頭痛などの不快な症状が現れることもあります。特に女性の場合、生理不順や生理痛が強まることもあります。

 冷え性の施術について

当院では、全身の歪みを整えることで血流異常が解消していきます。この効果により、末端に滞っていた老廃物が促進され、冷え性が緩和されます。整体は冷え性にとって非常に有効な施術の一つとなります。
また、EMS(電気刺激による筋肉収縮運動)を活用した体幹トレーニングも提供しています。このメニューは、運動が苦手な方や腰痛で運動が難しい方にも適しており、寝ているだけで機械が自動的に筋肉をトレーニングしてくれます。冷え性の方には、体幹を鍛えることで身体のコアから温まり、冷え性の緩和に寄与します。
さらに、鍼灸を用いた施術も行っています。鍼灸は東洋医学の考え方に基づき、自然な回復力を高め、ストレスの軽減や自律神経の乱れの解消を目指します。極細の鍼を使用するため、低刺激で痛みが少なく、ピンポイントで痛みにアプローチします。整体との組み合わせにより、相乗的な効果が期待されます。

生理痛

生理痛について

あお整骨院では、生理痛に悩む方々へのサポートも行っています。生理痛は、生理に伴う腹痛、腰痛、頭痛などの症状が含まれ、精神的な不安定感やめまい、食欲不振などが起こります。生理痛の程度は個人差があり、その強さによっては仕事を休むほどの痛みを経験する方もいれば、ほとんど痛みを感じない方もいます。この悩みは他人になかなか話しにくく、一人で抱え込んでしまうことがあります。

当院では、生活習慣の見直しや適切なケアを通じて、生理痛の緩和をサポートしています。悩みを抱えている方は、お気軽にご相談ください。

生理痛の原因

現代の生活習慣が生理痛の悪化に寄与していることも考えられます。具体的な要因には、過度なストレス、不規則な生活(寝不足や水分摂取の不足)、糖と油の誤った摂取、極端なダイエット、過度な飲酒や喫煙、疲労などが挙げられます。また、女性ホルモンのバランスが生理痛に影響を与えることもあります。生理開始直前から生理前半にかけて急激に増加する「プロスタグランジン」という女性ホルモンが、子宮の収縮を強め、生理時の痛みを引き起こします。

症状に合わせた施術

生理痛に悩む多くの女性に対して、当院では生理周期に合わせた治療を提供しています。
生理痛と同時に頭痛、腰痛、むくみ、めまい、便秘などの身体的な症状や、怒りっぽさ、憂鬱、緊張、疲れやすさ、不眠などの精神的な症状が生理前から起こることがあります。

骨盤矯正も生理痛の改善に有効ですが、骨盤の歪みは日常生活のクセからくるものであり、1回の施術では完治しづらいものです。当院では施術だけでなく、患者さんに合った座り方や歩き方の生活指導を行い、良い生活習慣を身につけることで生理痛だけでなく、総合的な健康向上を目指しています。

ストレートネック

ストレートネックとは

ストレートネックは、通常の首のカーブが失われ、頚椎(首の骨)がまっすぐな状態になる症状を指します。本来、首の頚椎はS字状のカーブを描いているべきですが、さまざまな要因によりこのカーブが失われ、首がまっすぐになるとストレートネックと診断されます。

この症状は悪い姿勢、長時間のデバイスの使用、デスクワークなどの現代の生活様式が原因とされています。首のカーブが失われることで、首や肩の筋肉に余分な負担がかかり、頭痛や肩こり、首の痛みなどが引き起こされる可能性があります。

 

 ストレートネックの症状

以下の症状に心当たりがある方は、ストレートネックになっている可能性があります。

  • 肩や首、肩甲骨などのコリがひどい
  • 首の可動域の制限
  • めまい、頭痛、耳鳴り
  • 目が疲れやすい
  • 猫背になることがある

頭の重みで頚椎の関節と関節のすき間が狭くなり、そこにある神経が圧迫されて、多様な症状を引き起こすことがあります。また、姿勢の悪化により頚椎の曲線が失われ、猫背になることもあります。これらの症状がある方は、お早めにご相談ください。

 ストレートネックのアプローチ方法

一般的に「ストレートネック」と言っても、その状態や症状は個人によって異なります。
当院では解剖学的な観点から、頸椎の角度によってどこに負荷がかかっているのかを詳細に確認し、整形外科的な検査を行います。これにより、痛みやしびれの原因を特定することを目指します。
施術では、首周りの筋緊張を和らげ、ストレートネックによって制限された可動性を回復させる施術を行います。同時に、側頭部や後頭部、および目に対する温熱療法を行うことで、眼疲労や頭痛の改善を図ります。また、首周りだけでなく、骨盤にもアプローチすることがあり